平成29年度の行政書士試験の願書を出さなかった人へ
ひとりひとりに、平成29年度の行政書士試験の願書を出さなかったことに対して、理由があるかと思います。
もちろん、今回が初めての受験であまりにも勉強期間がなさすぎたという人は、致し方ない面もあるでしょうが、少なくとも半年以上の行政書士試験の勉強期間があった人は、「なぜ、今年の行政書士試験の勉強がうまくいかなかったのか」を顧みないと、来年も同じことになってしまうでしょう。
行政書士試験は、別に受けなくても誰も何も言いません。
そこが高校受験や大学受験と違うところです。
学生時代の受験というのは、自分だけでなく周りも同じように勉強していました。
なので、「良い高校に入ろう」「あそこの大学に入りたい」という気持ちも強く、また、家族や周囲から常にプレッシャーもあったことでしょう。
しかし、行政書士試験はそうではありません。
なぜなら、多くの人にとっては受験すべきものではないからです。
行政書士になりたい人だけが、行政書士試験を受けるのです。
つまり、今年と同じような意識でいると、平成30年度の行政書士試験も、きっと受験することができないでしょう。
平成30年だけでなく、その次の年も同様です。
何かを変えない限りは、同じような生活が繰り返されるだけなのです。
まずは、今年の行政書士試験を受けなかった理由をしっかりと考えて、その原因となるものを取り除くことから始めましょう。
何かを変えない限り、行政書士試験の勉強ができないということを自覚することから始めましょう。