行政書士試験資格学校のヌシの存在②
それは、「ヌシ自身が行政書士試験に合格していない」からです。
もちろん有益な情報もあるでしょうが、信用しすぎるのは禁物です。
なぜなら、その情報がすべて正しく、そしてヌシが実践できているならば、何年間も行政書士試験の勉強をしているはずがないからです。
行政書士試験に合格した人は、資格学校にはもう通うことがないのです。
「行政書士試験は、一度で受かるわけがない」→「一度で合格できた人は、もう資格学校にいない。いるのは受かっていない人だけなので、当然、一度で行政書士試験に受かるわけがないと考えている」
「行政書士試験は、独学で受かるわけがない」→「資格学校に通っている私が受かっていないのだから、まして独学で受かるわけがない。でも、実際には、独学での合格者はたくさんいる」
といったように、結局は、受かっていない受験生の立場で言っているだけであって、実際の現実とは乖離していることが多いのです。
そして、やっかいなことに試験直前期になってくると、余計に上記のようなことを言うようになるのです。
あなたが行政書士試験に一発で合格しようとしていても、周りで「行政書士試験は、一度で受かるわけがない」という人がいるとすると、それはあなたにとってマイナスでしかないのです。
だったら、独学でコツコツと勉強し続ける方が、はるかに合格への可能性が広がります。
勉強は環境が大切です。「行政書士試験は一度で受けるわけがない」という人ではなく、「あなたは、絶対に今年行政書士試験に合格できる」と言ってくれる人を周りに置くようにしましょう。