行政書士にあなたはなぜなりたいのか
「あなたは、なぜ行政書士になりたいのか」を考えたことがあるでしょうか。
もちろん、行政書士試験を受けようとするわけですから、何かしらのきっかけはあったかと思います。でも、その思いが薄くなり、惰性で勉強が続いてはいないでしょうか。
あなたが行政書士になりたい理由。それを再確認することが、「今」、必要なのです。
「遺言相続をやりたい」「離婚関係をやりたい」「建設業の許可申請をやりたい」といった細かいところまでは必要ありません。
もっと、漠然と「こういった人たちを手助けしたい」とか「自分は開業して、家族とこういう暮らしをしてみたい」というくらいで構いません。
そういった思いを持っているかどうかで、直前期の勉強の進捗度合いがガラッと変わるのです。
ちなみに、私は「サラリーマンを続けたくない」といった身も蓋もないマイナスな考えでしたが、でも、それが正直な気持ちでしたので、その言葉を壁や手帳に貼って、いつでも見られるようにしていました。
ただ、漠然と「行政書士試験に合格したい」というのと、「こういう理由があるから、行政書士試験に合格したい」とでは、気持ちの入りようが全然、違います。自分の発した言葉は、自分に必ず跳ね返ってきますので、最後の最後まで強い思いが持てるかは、大いに重要です。
行政書士試験の学力は、最後の2ヶ月、1ヶ月、1週間、1日で目まぐるしく変化します。
最後の最後まで自分自身を信じて、1日1日を大切に過ごしていきましょう。