行政書士試験の本試験で失敗してしまう人④
意外に思われるかもしれませんが行政書士試験では、問題の入り方はとても重要です。
行政書士試験の問題の構成として、1問目、2問目は、苦手な人の多い基礎法学になりますので、いきなり自信喪失からスタートしてしまう人が続出します。
1問目を見て「ダメだ。分からない」、2問目を見て「もう終わった」となり、早くも2問目で気持ち的に行政書士試験が終了してしまうこともあるので要注意です。
そこでお勧めしたいのが「多肢選択式」や「一般知識」から問題を始める方法です。
「多肢選択式」は得点源にしている人も多いので、ここで勢いをつけてスタートすることができます。
「一般知識」は足きりがあるため、最後に回してしまうと、法令科目を解いているときも、常に「一般知識」が頭の片隅に残ってしまうので、時間に余裕のある最初の方に解いておいた方がよいでしょう。
行政書士試験の問題を解く順に決まりはありませんが、最も大切なのは、あなたにとって解きやすい順番で解くということです。
もちろん、「基礎法学」が得意なのであれば頭から順番に解くのもOKですし、「記述式から始めるとうまくいく」のであれば記述式から解き始めるのもありでしょう。
「あなたにとって解きやすい順番はどれか」。
模擬試験や予想問題集などで事前にシミュレーションをしてみて、最もしっくりくる方法で行政書士試験の本番に挑むよう心がけましょう。