ダブルライセンスはなぜ失敗するのか①。
2018-04-03
おはようございます、行政書士の石井です。
本日は「ダブルライセンスはなぜ失敗するのか①」についてお話します。
行政書士試験の受験生の中には、「合格したら、次は社労士だ」とか「司法書士も取った方がいいな」と考えている方がいます。
残念ながらそういった考えの受験生に、開業後、成功している人は見受けられませんし、そもそも開業できている人もごく少数です。
それはなぜでしょうか。
例えば、あなたがラーメンを食べに行くとしたら、ラーメン屋に行きますよね。
ファミレスでラーメンを頼まないのと同様に、なんでも屋の行政書士には、仕事は舞い込んでこないのです。
ダブルライセンスを取ろうとする人は、そもそもどういった人でしょうか。
簡単にいえば「行政書士の資格だけでは、生活できないと思っている人」です。
そういった考えの人に、あなたなら仕事を頼みますか?
行政書士の資格で稼ぐことのできない人は、社労士をとっても司法書士をとっても稼げません。
逆に言えば、行政書士だけで生活できている人というのは、それが社労士でも司法書士でも何の資格であっても生活できる人なのです。
行政書士の資格だけで十分、稼げます。
もし、稼げないと考えているならば、士業の資格試験は不向きですので、他の道を目指したほうがよいかもしれません。
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