HOME > よくある質問 > 過去問は役に立たないのでしょうか?
Sさんから、過去問についてご相談をいただきました。
以下、実際に回答したメールをご紹介します。
参考にしてください。
> 毎日の配信ありがとうございます。先生お二人の会談
> の録音は、時間があるたびに拝聴させていただいてお
> ります。
ありがとうございます。お陰さまで、
受験生からも非常に評判が良く、すでに2000名以上の
方が聴いてくれています。
合格者からも「何度も聴いていました!」と
言っていただいている音声です。
是非、繰り返し聴いて実践し、活かしてもらえると
嬉しいですね。
> 私は、去年の行政書士試験受けましたが、結果は見る
> も無残でした。記述式の問題は0点で、全体でも40点
> にも満たないありさま、しばらくは不合格通知の記述
> 式の欄に、何も書いてない部分が浮かんでくるような
> 状態でした。
そうでしたか。
ご自分でも非常に大きなショックを受けていると
いうことですね、、、。
それだけSさんが行政書士試験に真剣で
必死に取り組んだということでしょう。
お気持ちをお察しします。
> 私も先生と同じように、ゴールデンウイーク前に仕事
> を退職し、一発合格、必勝体勢で毎日血のにじむよう
> な勉強をしておりました。しかし、意気込みとは裏腹
> に、やっていくしなからその内容を忘れていくという
> 始末。
なるほど、そうでしたか。
私も毎日が「忘れてしまう」という状況との戦いでした。
つまり、暗記に依存し、忘れないように、基本書や
過去問を繰り返し、「回転させること」に必死でしたよ。
忘れてしまうことが怖かったです。
正直、今勉強しても、テキストを閉じて布団に入ると
次の日には忘れてしまうことが怖くて、実際に
翌朝になると昨日勉強した内容を忘れている事実に
愕然とし、毎日、「また覚えなきゃ・・・」と、その繰り返しでした。
「記憶との勝負」
「覚えることと忘れないこととの戦い」
そんな感じでした。
今思うと、それは明らかに最初の段階での
インプットの仕方に問題がありました。
さらに、その後のアウトプットの方法を
いかに工夫するかで、インプットした知識の
強化が飛躍的に違ってきます。
> 速読や、いろんな暗記術の本を読み試してもほ
> とんど効果はありませんでした。
まず、行政書士試験のような思考力が問われる
資格の場合、ベースになるのは「理解力」です。
そもそも、理解できていないことは知識として
頭に定着しませんから、覚えられないんですよ。
もちろん、暗記術を否定するわけではありませんが、
まずは、しっかりと理解することがベースであり、
理解が伴った状況で初めて暗記術や記憶術が
活きてくると思います。
実際にいただくご相談で多いのは
「過去問を繰り返していると答えを覚えてしまう。
だけど、模擬試験で似たような問題が別の表現や
違う角度から問われると全く太刀打ちできない。」
という方は非常に多いです。
この状況は「すでに過去問を覚えている」わけですし、
「覚えることで満足し、安心してしまっている」状況ですから
とても危険ですよね。
速読にしても否定はしませんが、それ以前に、
速読を身につけるのにお金も時間がかかります。
かなり高度な技術ですから、市販の本を
ちょっと読んで実践した程度では、とても
身に付きません。
数十万円もするセミナーに泊まりで参加し、以後も
実践しながら身につけないと、「速読」と呼べるレベルには
達しないのが現実です。
私のように「ビジネス書を1日に1冊読みたい」とか、
「おおまかにポイントをチェック出来ればOK」という
読み方であれば、速読で「1冊●分」という読み方も
良いでしょう。
では、それが思考力を問われる資格の勉強に
どれだけ活かせるのか?というと、私には正直
分かりません。
実際に速読の中には「小説のようなストーリーを
重視する書籍や難解な実用書を読み込むには、
速度を落として読みこむ必要があるため、速読には
向かない書籍もある」、と謳っているものもあります。
もし、小説でさえ速読に向かないのであれば、
より深い理解と知識が問われる資格の勉強には
向かないのではないか?という気もします。
(あくまでも私の独断と偏見ですが)
速読にも種類がありますし、私自身、速読を
身につけているわけではありませんので、
参考として受け止めてもらえれば有難いですが、
最初にしっかりとインプットを行い、アウトプット
しながら、その知識を定着させ、理解を深めることが
大切です。
その上で暗記術や記憶術を活用すれば
より効果があるでしょう。
速読に関しては「1日に1冊以上ビジネス書を
読みたい」など、いわゆる多読をしたいという
状況になってからでもいいと思いますよ。
> 結局、繰り返し学習しかないのかな?と思い、何度も
> 間違えるようなところは、ノートに書いて思いつくた
> びに、それを見るようにしていきました。
「繰り返し学習」となると、行き着くところ、「本番までに
基本書を●回、読みこむ」とか、「過去問を●回転させる」
という勉強になるでしょう。
ある程度のインプットが終了したら、
以後は、アウトプットしながらインプットした
基礎知識を強化し、理解を深めることが重要です。
インプットを繰り返しても、結局は暗記になって
しまうので、悪循環ですよ。くれぐれも注意してください。
> 試験の数日前に、それまで一度も合格点に達しなかっ
> た模擬試験、書店で買ってきた大手の会社の模擬試験
> でようやく合格点に到達し、これでようやくいけると
> 思って自信を取り戻したのですが、本番試験の内容を
> 見て頭がくらくらしてきました。
> まったく見たことも聞いたこともないような問題が大
> 半ではありませんか。それまで勉強してきた知識がほ
> とんど役に立たないのです。
勉強で最終的に目指すのは、「見たこともない
問題をどこまで解答できるか」です。
暗記に頼った勉強だと、「角度を変えて問われた
だけで分からない」というケースも出てきます。
ところが、理解し、思考力を養う勉強を日頃から
実践していれば、多少、見たことがない問題でも、
正しいプロセスで回答を導けます。
暗記重視の勉強と理解重視の勉強がここで
合否を分けることになりますよね。
だからと言って、「他の受験生も解けないような
難問・奇問」までは解けなくても構いません。
他の受験生も解けるであろうレベルの問題を
確実にこなし、その上で見たこともない問題を
どこまで拾っていけるか、です。
> 一般知識などは本当に全くわからなかったのです。
一般知識に関しては直前まで手をつけない方が賢明です。
実際に、私たちは「9月まで勉強するな!」とアドバイスしていますし、
私もマニュアル作成者の石井も9月なってから本格的に
手を付け始めました。
足切りだからと言って、早い段階から一般知識に手をつけると
法令科目が終わらないうちに本試験になってしまいます。
また、早くから勉強しても、それこそ、一般知識の場合
忘れてしまうことが多いのが難点です。
Sさんがどのような一般知識対策を行ったのか
分かりかねますが、9月までは法令科目に専念しましょう。
> 半分あきらめかけていた行政書士なんですが、先生お
> 二人の言葉や姿で、もう一度頑張ろうかなとおもうよ
> になりました。
私たちが何かのきっかけになれたのであれば
これほど嬉しいことはありません。
一緒に合格を目指しましょう。
> ここまでは、私自身のことを知っていただくため、拙
> 文にお付き合いいただきましたが、質問いくつかよろ
> しいでしょうか?
> 一つ目は、過去問は全く役に立たないのでしょうか?
> 私の試験体験からは、過去問が役に立っているように
> は思えませんでした。一般知識に関してはやるだけ無
> 駄のように感じたくらいです。
「過去問が全く役に立たない」とは言いませんが、
今の知識の確認程度に思ったほうがいいですよ。
過去問は文字通り、過去に出された問題に過ぎません。
つまり、全く同じ文言で、全く同じ問題と設問が出題
されることは、おそらくないでしょう。
それにも関わらず、「過去問が全て」と思い込み、
繰り返し過去問を解き続けると、結局は問題文も
設問も暗記してしまい、「解けている錯覚」をするんです。
その弊害として、模擬試験で同じような問題を
別の角度や違う表現で聞かれると、
「サッパリ解けない・・・」ということになるわけです。
ですから、過去問は「今の知識の確認」程度に
思ったほうがいいですね。
> 二つ目は、先生お二人の考案した勉強法は、昔の戦
> 争、中国史でいうところの兵法のようなものなのでし
> ょうか?もし、兵法のようなものであれば、それを使
> う人間の裁量次第で、大いに役に立ったり、何の役に
> も立たなかったりしますが?
正直、私たちのマニュアルは兵法のようなものとは
全く違うと思ってください。
兵法のように使う人間の裁量次第で結果が異なる、
という類のものでは全くありません。
むしろ、「それまでの自己流は捨てて、素直に
マニュアルに書かれていることだけを実践して
ください」とアドバイスしています。
マニュアルに書かれていることだけを忠実に
実践すれば「合格」という同じ結果が得られます。
書かれていないことまでやる必要はありません。
もし、本人の裁量次第で結果が異なるとすれば、
マニュアルを忠実に実践しない場合です。
「ここは実践してみるけど、ここはやらなくていいや」という
方法では正しい結果(合格)が出ません。
必ず全てを実践する必要があります。
また、「何の役にも立たない」という場合があるとすれば、
「買っただけで実践しない場合」でしょうね。
> わたしはごく普通の頭脳の持ち主であります、どちら
> かというと数学のような分野が得意で、暗記モノは苦
> 手なほうなのですが、先生お二人の考案した方法は、
> 子供でも使えると説明にありましたが、本当でしょう
> か?
マニュアルは行政書士試験に特化していますが、
この方法を子供の学校の試験勉強に当てはめれば
そのまま使えます。
それどころか、「この方法を実践すれば司法試験にも
受かるのではないか?」と言ってくれた合格者の方もいます。
ノウハウには応用も必要ありませんし、暗記も必要ありません。
もちろん、記憶力はないよりあったほうが良いですが、
マニュアルは記憶力や暗記力は全く使いませんので
ご安心ください。
ちなみに、実は私も暗記が苦手です。
それにも関わらず正しい、効率の良い勉強法を
知らなかったので、「覚えなきゃ!」「忘れないように
繰り返し勉強しなきゃ!」と必死でした。
必死に基本書を頭から繰り返し勉強し、
過去問を解いていました。
忘れないように睡眠時間を削って勉強時間を増やし、
死ぬ気で取り組みましたが非常に効率が悪く、
手応えもありませんでしたね。
模擬試験を受ければ受けるほど成績は下がり、
最後の最後の模試、つまり、本番直前の模試では
「合格圏外」でしたよ。
辛くも一発で合格しましたが、もし、不合格で
その先も、同じような効率の悪い、暗記に頼った勉強を
続けても一生受からなかったでしょう。
今、思うと、本当にぞっとしますよ。
> いきなりの質問で失礼かとは思いましたが、わたくし
> も真剣なので、お忙しいとは思いますが、答えられ範
> 囲でお返事いただきたいのですが、どうかよろしくお
> 願いします。
行政書士試験の勉強では、インプットとアウトプットの
バランスと、その方法が極めて重要です。
最初のインプットに時間をかけすぎると
本試験までにアウトプットする余裕がありませんから、
効率よくスピーディーにインプットを完了し、
後はアウトプットを繰り返すことになります。
マニュアルでは、この最初のインプットから
しっかりと実践していただきますので
皆さん、手応えを感じてくれていますね。
お聞きした感じではSさんも私と同じような
勉強方法ですから、これまでの方法で勉強を
実践しても、なかなか結果に結びつかず、
受験が長期化する可能性もあります。
マニュアルには合格保証もついていますから、
もし、本気で取り組んでいただけるなら、是非、
購入して実践してみてください。
一緒に合格を目指して頑張りましょう。
ご相談、ありがとうございました。
坂庭
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