行政書士試験の試験科目(商法・会社法)
行政書士資格試験の出題範囲の中でも、
特に難易度の高いのが「商法・会社法」の分野です。
平成23年度の行政書士試験では、
商法・会社法の分野からは5問が出題されましたが、
いずれも基本的な知識をおさえていなければ
回答できない問題でした。
行政書士試験の商法・会社法の問題構成を考えると、
「商法総則・商行為」からの基本的な分野からと、
「会社法」からが確率的に多く出される部分となっています。
「会社法」では株式会社からの出題が多く、
「設立」「株式」「機関」が中心となっています。
ただ、商法・会社法は試験範囲が広い一方で、
配点は行政法・民法と比較して低く抑えられています。
そのため、「よく出題される分野」を中心に学習し、
確実に取れるところを取ることが求められます。
「5問中2問程度取れればOK」という意識を持って、
あまりやりすぎないようにすることも重要なのです。