行政書士試験対策(多肢選択式)
行政書士試験における多岐選択式とは、
新試験制度移行の行われた2006年度の
行政書士試験より取り入れられた問題方式です。
具体的には、20の選択肢の中から適切な文字を選び
文章中の4つの空欄に当てはめてゆくものです。
受験者が文章を作成しなくてはいけない記述式の出題形式と違い、
正解は選択肢の中に必ずあるわけですから、
「基礎的理解」があればそれほど難しいものではありません。
しかし、多岐選択式の問題は当てずっぽうで答えても正解する可能性が
あることから、若干甘く見られてしまいがちですが、
点数配分的には決して記述式に劣るものではないので油断大敵です。
例年の行政書士試験での多岐選択式の問題構成を調べてみると、
「憲法」「行政法」の2科目からのみの出題です。
問題の解き方としては、
「確実に分かる空欄から埋めていく」ことが大切です。
ひとつずつ確実に空欄を埋めていくことで類似の選択肢も
消すことができます。
「分からない空欄」を考える前に、なるべく選択肢の数を
減らしておくことが得点を伸ばす鍵といえるでしょう。