行政書士試験で出題されるかもしれない「情報通信用語」/「デザリング」
先日、「ソフトバンク」が同じ情報通信会社の
「イー・アクセス」を買収しました。
その主な理由が「デザリング」だそうです。
さて、「デザリング」とは一体何でしょうか?
デザリング―スマートフォンなどの携帯電話の機器を使って、
パソコンや他のモバイル端末をインターネットへ
常時接続すること。
簡単にいえば、スマートフォンとパソコンをつなげば、
外でもパソコンを使ってインターネットができるということです。
今でも、スターバックスやマクドナルド、
電車の駅などではWifiスポットというのがあり、
パソコンでもインターネットをすることが可能です。
もしくは自分で「Wifi機器」を持ち歩くことでも
利用可能といえるでしょう。
ただ、その場合には「場所が限定」されていたり、
「Wifi機器は別に契約する必要がある」など、
制限がありました。
しかし、auが「i-phone5でデザリングを始める」
と発表したことで、ソフトバンクがそれに追随し、
ソフトバンクでも「i-phone5のデザリングをおこなう」
ことが実現したそうです。
つまり、i-phone5とパソコンをつなげば、
それだけで外でパソコンを使ってインターネットすることが
可能となるのです。
(ただ、あまり使いすぎると速度制限があるようですが)
ソフトバンクは電波が悪いと揶揄されてきました。
そのため「デザリング」には前向きではなかったようです。
ただでさえ、電波が混雑しているのに、
更にデザリングをおこなうと回線がパンクしてしまうのが
目に見えているからです。
ただ、今回、「イー・アクセス」を買収したことで、
イーアクセスが持っている回線も使えるようになったため、
問題解決となったようです。
ソフトバンクのHPでは、
孫正義社長の会見をユーストリームで見ることができますから、
「デザリング」をより詳しく知りたい方は、
見てみると良いと思います。
http://mb.softbank.jp/mb/customer.html