「生活保護制度」について

「生活保護制度」について

2012年の大きな話題として 「生活保護制度」がありましたので、 今日は少し触れてみたいと思います。 生活保護受給者は過去最多の211万人、 金額にして3兆7千億円となっています。 211万人という数字は、 なんと「第二次世界大戦後の混乱期」をも 超える数字だそうです。 また、国家の税収が40~50兆円ということを考えると、 いかに3兆7千億円という金額が膨大であるか お分かりになるかと思います。 そしてこの数字が現在も 右肩上がりで増え続けていることが 深刻な問題となっているのです 実は「3兆7千億円」の約半分が 医療費の支払いで占められています。 生活保護受給者の医療費は無料のため、 病院にどれだけ通院してもお金がかかりません。 そのため無駄な医療費がかかっていると 言われています。 悪質な場合、病院が直接生活保護受給者を送迎し、 カフェ感覚で来てもらい、 必要のない薬などを大量に支給するなどの不正を おこなっているケースもありました。 また、生活保護受給者自身が処方された薬や湿布などを転売し、 お金に換えるといった事件も起きています。 現在の日本の生活保護制度には、 外国人にも受給資格があるため、 出稼ぎの外国人がわざわざ日本に家族を呼び寄せて、 一家で生活保護を受けているいうことも 取り立たされています。 それ以外にも、 某芸能人でも大きなニュースとなりましたが、 扶養義務者が扶養しないことで、 生活保護を受けているケースも数多くあるようです。 「最低賃金で働く」よりも「生活保護を受け取る」 方が、現状有利になっているため、 1度生活保護になると就労意欲が落ちることも 大きな課題となっています。 以上のように、 生活保護制度には、グレーゾーンや様々な抜け穴、 多くの問題点があるため、 現在、見直しが検討されているところです。 そもそも現在はチェックする機関の権限が弱いため、 不正受給を見抜くことが難しいとされています。 その対策として収入や資産調査の権限を強化し、 厚生労働省が金融機関に資産を照会することができる 制度の構築なども考えられています。 「生活保護制度」からの出題は、「平成21年の問53」 「平成23年度の問51の選択肢1」で出題されるなど 近年、特に注目されているテーマですので、 しっかりと基本事項を抑えておくことをお勧めします。


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