緊張しているのは、勉強してきた証拠
本日は、Uさんからご質問をいただきましたので、
回答させていただきたいと思います。
>今回が2回目の行政書士試験です。
>1回目のときはまったく緊張しませんでしたが、
>今年は震えが止まりません。
>石井先生にこの半年間お世話になって、
>成績も伸びてきたと思います。
>模試でも180点を超えることが多くなってきました。
>ですが、行政書士試験のことを考えるだけで
>恐怖を感じます。
>落ちたらどうしようと不安が一杯で、
>勉強にも集中できていません。
>どうしたらよいでしょうか。
緊張しているのは、それだけ勉強してきた証拠です。
「行政書士試験合格」が、現実を帯びてきたので
プレッシャーを感じているのでしょう。
昨年、緊張していなかったのは、
はるか合格圏外だったからです。
合格なんて夢のまた夢であれば、
それはどこか他人ごとになってしまうのは当然です。
むしろ、今の恐怖で震える自分でいられることに
幸せを感じましょう。
勉強でもスポーツでもガチガチに緊張していては、
自分本来の力は発揮できません。
例えばサッカーW杯でPKを蹴るのなんて、
相当な恐怖ですよね。
キッカーを避けることもひとつの考えでしょうが、
「自分がW杯でPKを蹴ることができる喜び」を
感じることの方がずっと素晴らしいと思いませんか。
人生の中で、これほどの不安を抱える機会なんて
そうそうありません。
それを今、行政書士試験勉強を通して、
経験できているわけですから、
むしろ喜ばしいことだと思いましょう。
「緊張しているのは、それだけ勉強してきた証拠」です。
光栄なことだと胸を張って、最後の1週間を過ごしましょう。