「なぜ行政書士になりたいのか」を思い出そう
興奮して眠れずに、まだ勉強をしている人は、
目をつぶるだけでも良いので、すぐに布団に転がりましょう。
睡眠不足では、正常な判断ができなくなってしまいますから、
夜更かしは厳禁です。
私は寝つきが良い方で、いつもは5分以内に眠れるのですが、
行政書士試験前日は、今までの勉強生活が
走馬灯のように頭の中でぐるぐる回っていた記憶があります。
どちらかというと知識そのものではなく、
「こんなことがあったなぁ」というような
エピソードが多かった気がします。
その中で、一番、頭の中を駆け巡ったのが、
「なぜ行政書士になりたいのか」ということです。
当時、私はサラリーマン生活を送りながら勉強していました。
残業の毎日で1日の半分以上が仕事という暮らしの中で、
この生活を定年まで続けなければならないと思った時
今まで感じたことのない恐怖を覚えました。
その恐怖こそ私が、行政書士になりたい、と思った原点です。
行政書士になりたい理由は、人それぞれでしょうが、
今一度思い出し、自分の立ち位置を確かめてから、
行政書士試験当日を迎えるようにしましょう。
本試験で苦しい状況に陥ったときも、
初心を覚えておけば、冷静に打開できるはずですよ。