日常生活の中で行政書士試験を意識する。
最近、法律をクイズにするテレビ番組が増えてきているので、
日常生活で法律に触れる機会も増しているように思います。
ただ、そういった番組の多くが民事トラブルに関するもので、
「民法」以外の法律クイズというのは、
ほとんど目にすることがありません。
確かに「民法」は身近に感じられる法律です。
おそらく、勉強していても最も楽しいと思える
試験科目なのではないでしょうか。
一方で「憲法」や「行政法」などは、
とっつきにくい科目で、勉強していても具体的な
イメージを持てずに「覚えづらいなぁ」という印象が
あることと思います。
実際に「憲法」や「行政法」は、
国や行政にまつわることなので、
民間同士のトラブルである「民法」と比べると
その印象は否めません。
なので、「憲法」や「行政法」に積極的に触れる機会を
自ら作っていかなければなりません。
例えば、自民党が選挙公約に掲げている
「国防軍」を作る上では、どういった手順が必要となるのか。
もちろん、憲法の改正が必要になってきますよね。
また、中国では「建設中の道路の上に、
ぽつんと1軒だけ建っている家」が話題になっていますが、
あれが日本だったら、どのような行政上の手続が必要に
なるのかなど考えてみる。
このように難しい法律ほど、いかに具体的なイメージを
持つ工夫ができるかが、行政書士試験の勉強を
楽しく学べるコツと言えるでしょう。