行政書士試験にまつわるニュース(続々)

行政書士試験にまつわるニュース(続々)

おはようございます。 行政書士の石井です。 前回のエントリーの続きです。 次に「日銀直接引き受け」ですが、 これは市場を通さないで、 私(国)があなた(日銀)に国債を直接 買ってもらうことをいいます。 「市場で1000万円分の国債を買ったと思えば、 結果は同じじゃないの?」と思うかもしれませんが、 大違いです。 市場ができるということは、 私(国)に信用があるということです。 もし、私(国)が10年後に借金の返済をできないで、 破産する可能性が高いと思えば、 買い手は少なくなります。 「一万円を10年後には1万2千円にして返すよ」 といっても誰も信用しなければ、当然、その値段では 買いませんよね。 そうなると、私(国)は金利を引き上げるしかありません。 「一万円を10年後に、二万円にして返すから誰か お金を貸してください」。 金利をあげれば 「リスクはあるけど、10年後に倍になって返ってくるなら、 お金を少し貸してみようか」 という人が増えていきます。 つまり、国債の金利というのは 低いほど信用があるということであり、 金利が高いほど信用が低いということなのです。 日本が超低金利なのは、信用が高いということなのです。 一方で、ギリシャなどは実質デフォルト(破たん) しているため、信用などありません。 市場が成り立たないためECB(欧州中央銀行)が 直接お金を貸しているような始末です。 ギリシャはユーロを導入しているため、 ギリシャが完全にデフォルトとなると、 他のユーロ導入国にもその被害が波及するため、 まぁ、仕方なくECBなどがお金を貸している状況です。 話がそれましたが、とりあえず、 今の日本は「信用力が高い」ため、 私(国)が国債を発行しても市場が成立するということです。 逆にいえば「日銀の直接引き受け」というのは、 「市場が成立しないから、 日銀が直接買っているのではないか」 という誤ったメッセージを発信してしまうことになります。 こうなったら、日本の国債は暴落して、 信用は一気に低下します。 なので安倍自民党総裁が「日銀の直接引き受け」を言及した とされる誤報は大きなインパクトを与えたのです。 まぁ、結局は「買いオペレーション」だったので、 落ち着きましたが、こんな重要発言で誤報を流すというのは、 各マスコミの神経を疑いたい気分です。 ですが、日本もこのまま借金が増えていくと、 いつか「日本国債を買いたい」という企業や個人が 減っていき、市場が成り立たなくなる日が くるかもしれませんね。 個人的には「財政再建」と「景気回復」が、 今回の衆議院選挙のメインテーマだと考えていますが、 どこの党に投票するか悩ましいところです。 では、今回のエントリーは以上となります。 石井


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