「事実」と「意見」を分けて考える。
こんにちは。
行政書士の石井です。
行政書士試験勉強では、
「事実」と「意見」を分けて考える必要があります。
例えば、憲法改正では各議員の総議員の2/3以上の賛成が
必要となります。
ただ憲法改正賛成派からすれば、「過半数で良いではないか」
という意見もありますし、逆に護憲派から見れば、
「2/3以上で良い。むしろ憲法自体を変えるべきでない」
という主張もあったりします。
あなた個人の意見がどちらにせよ、大切なことは
「憲法改正では各議員の総議員の2/3以上の賛成が必要」
という事実だけなのです。
あなたの意見は事実と切り離すようにしましょう。
しかし、あなたの意見を絡ませて、
事実を覚えたほうが知識としてより定着することでしょう。
「憲法改正では各議員の総議員の2/3以上の賛成が必要」
で覚えるのではなく、
「本当は過半数くらいで良いと思うけど、
事実は2/3なんだよなぁ」とか
「本当は憲法改正のハードルをもっとあげたほうが良いけど、
事実は2/3なんだよなぁ」といったように
事実に自分の意見を絡ませるとより深いものになります。
自分の意見を前面に押し出して考えるのではなく、
あくまで自分の意見は事実を覚えるための
サポートに徹すると行政書士試験勉強もより
深みのあるものになると思います。
石井